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【化粧品などに使われる主な保湿成分】


●水分を保持する成分
セラミド・・・角質層の角質細胞脂質の主な成分で、肌の水分を保持します。加齢により減少していきます。


●水分を吸収し保持する成分(保湿力が高い)
ヒアルロン酸・・・真皮にあるゼリー状の物質で、1gで6リットルもの水を給水し保つといわれています。加齢により減少していきます。
コラーゲン・・・肌では真皮にある主成分。線維状のたんぱく質で、ゴムのような働きで皮膚のハリや弾力性を与えます。減少するとシワの原因になります。
エラスチン・・・コラーゲンと同様、肌の真皮にある線維状のたんぱく質。


●水分を吸収する成分(保湿力が低い)
天然保湿因子(NMF)・・・主にアミノ酸や尿素などで構成された角質層の角質細胞の細胞と細胞の隙間にある天然の保湿因子。この成分が角質層(肌)の潤いを左右する水分を保持しています。
PG(プロピレングリコール)・・・アルコールの一種で、吸収性があり、さらっとしたつけ心地。


●肌に膜を作り水分の蒸発を防ぐ 鉱物油(ミネラルオイル)・・・石油を蒸発させて得る油。ワセリンなど。
植物油・・・植物から抽出した油。ホウバオイル、オリーブオイル、椿油、シアバターなど。
動物油・・・動物から抽出した油。ミンクオイル、スクアランオイルなど。


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