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ニキビってどうしてできるの?

ニキビの原因
ニキビの原因

ニキビとは、毛穴に皮脂が詰まり炎症を引き起こす症状ですので、皮脂分泌が過剰になる思春期やオイリー肌(脂性)の方は出来やすい症状といえます。
では、大人になってからもニキビができたり、乾燥肌なのにニキビができるのはなぜでしょう。
大人なっても出来るのは、ストレスや睡眠不足などによりホルモンのバランスが乱れ、皮脂の分泌異常がおこることが原因と考えられています。
また、乾燥肌なのに出来るのは、肌のターンオーバーが正常に行われず角質が厚くなることにより、毛穴が塞がれることが原因と考えられています。

よくニキビと聞くと「アクネ菌」が原因と思っている方も多い方思いますが、アクネ菌はニキビがあるときだけに存在する菌ではなく、通常の肌にいる菌なのです。アクネ菌は肌のバランスを保つために必要な菌なのですが、毛穴が詰まると皮脂を栄養源としてアクネ菌やその他の細菌が異常繁殖をし、炎症を起こしてしまいます。 ニキビは肌にとって必要な「皮脂」と「アクネ菌」が正常に機能しなくなった場合に起こるもので、誰にでも起こる症状なのです。


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ニキビを予防しよう!

ニキビを予防しよう!

1.肌を清潔にする
2.油分を控える
3.保湿はしっかり行う
4.ピーリングで古い角質を取り除く
5.食生活を改善する
6.便秘を解消する
7.睡眠をたっぷりとる
8.ストレスをためない


ニキビを予防するには、正常にターンオーバーが行われ、うるおいのある肌を保つことです。
まずは、メイクや余分な皮脂・汚れなど落とし肌を清潔に保ち、「皮脂」と同様にアクネ菌の栄養となる「油分」が含まれる化粧品を控え、肌が乾燥して角質が厚くならないようにしっかりと水分を与えて保湿してください。それでも、角質が厚くなってしまったら、ピーリングを行い、古い角質を取り除きましょう。

また、食生活も重要で、糖分や脂肪分の多い食事や、刺激物などを控え、ビタミンAとCを含み、坑酸化作用のある緑黄色野菜を多めに取ることを心がけましょう。ニキビを予防するには、洋食よりも和食を中心とした食生活のほうがよいでしょう。 大人ニキビの一番の要因は、ホルモンバランスの乱れです。しっかりと睡眠をとり、ストレスをためないようにしましょう!


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「弁当忘れても傘忘れるな」が合言葉の石川県!

今回は、石川県について紹介します。
石川県は、日本海側に面した本州のほぼ中央に位置します。
気候は日本海川気候で、特に冬場は曇りがちで雪や雨が多く、「弁当忘れても傘忘れるなと」と名言があるほど、全国的に降水量の多い地域となっています。 肌にとって重要な湿度は降水量が多いため平均湿度は約73%と高く、さらに年間を通してほぼ70%台の高い湿度を保って、お肌にとてもうれしい気候ですが、気をつけないといけないのは「紫外線」。冬場の日照時間がかなり短いのですが、4月~8月にかけて日照時間は東京よりも長くなりますので、しっかりと紫外線対策をしてください!



あとがき&次回予告
乾燥肌の私は、10代のころは全くニキビとは無縁でした。しかし、大人になってから突然アゴのところに出来はじめたんです!カッサカサの肌なのに、なぜ?と疑問でしたが、夜更かしなど不摂生な生活をしてるときに出来ていたので、納得です。日々の生活が肌に大きく影響するんですね。次回はニキビ予防にも重要だった「睡眠」についてです。お楽しみに!

ビューティーQ&A
Q ニキビが出来てしまいました。いつも使っている化粧品をそのまま使っても大丈夫?(あいこ 34歳)
A ニキビが出来ているときに、油分が多く含まれている化粧品を使用するとアクネ菌に栄養を与えてしまい、かえって炎症がひどくなることがあります。使用している化粧品の成分を確かめて、油分が含まれているようならば、使用は控えた方が良いでしょう。
また、ニキビの炎症を鎮めたり、アクネ菌の繁殖を抑える効果のある「ニキビ用化粧品」などもありますので切り替えて使用するのも良いでしょう。 ただし、ニキビの炎症がひどい場合や、たくさんできてしまった場合は皮膚科などで適切な治療を受けてください。


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